子供のプラレールになんだか不満を覚える

子供のプラレールになんだか不満を覚える

うちは女の子なのだが、友人の子供は5歳の男の子で、大の電車好きのようだ。
先日、招かれてお宅に伺ったのだが、ちょうど部屋じゅうにプラレールが広がり、
広大な鉄道ジオラマと化していた。
友人も好きなほうなので、ついつい買い増すうちに、相当な長さのレイアウトが可能となったとのこと。
最近はやりの少しリアルなプラレールアドバンスもたくさん持っているようだった。
ご子息からは、新幹線や貨物列車についてたくさん教えていただいた。

 

しかし、私から見てちょっと違和感を感じてしまった。というのはあの青いレールについてである。
実は私もかつては、相当な電車好きで、幼いころは近くの線路を見に行く毎日、
母の実家のある街は鉄道の要所で大きな操車場があり、
たくさんの種類の電車や貨物列車を見ることができた。
そして、おもちゃも決まって鉄道ものを欲しがったわけだが、プラレールだけは買うまいと思った。
そう、その当時からプラレールは存在し、従弟や友達もかなりの確率でもっていたものである。
ただ、子供ながらあの青い現実離れしたレールと、極端にディフォルメされた車両のデザインに
違和感を覚えていたのだ。
リアリティのない子供だましの鉄道のおもちゃに魅力を感じることはなかったのである。

 

というのも、その当時、子供向けのおもちゃとしては、
相当な完成度を誇った「スーパーレール」が存在したからだ。
スーパーレールとは、プラレール同様、電動で走る車両、貨車や客車、プラスチック製のレール、
信号やホーム、架線、鉄橋、トンネルといったストラクチャー類までそろった、実にリアリティのあるおもちゃだった。
車両に至っては、前照灯が店頭したり、警笛がなったり、パンタグラフが作りこまれていたり、
とにかく造形が凝っており、鉄道模型に近いクオリティを持っていたのである。

 

残念ながら今は見かけることが無く、とても残念だが、プラレールを見るたびに、
あのスーパーレールで家じゅうに鉄道のある風景世界を作った日々を思い出す。
こどもの想像力醸成のためには、絶対にプラレールではなく、スーパーレールなのである。